9月22日(日) 《生前御戒名授与式》

行事

 本年6月頃より、近年ご要望増えつつある「生前御戒名」のご案内、申込み書を檀信徒全戸に配布させていただき、ご希望のあった方々には、正安寺法堂(はっとう)にて、山主住職本戒師のもと、戒弟(かいてい)として【生前御戒名授与式】が勤められました。 今年は新たに近隣はもとより、県外居住の檀信徒も含め、28名の方々が、ご自身を仏弟子として、また仏教徒として再確認すべく、正式なお名前を安名(あんみょう)されました。
 これより後は、その意義内容により添いながら余生を充実させ、有意義なものとなるよう、修身のお勤めにご精進されることと思われます。 戦国時代の武将達の間では、仏教を守護する夜叉や天部、明王等の加護にあずかるべく、自らの守護神を呼びよせ決する効果も望んでか、生前中から御戒名を受戒し、仏教徒としての証(あかし)とされることを望みました。 今日では、私たちもそうとは知らずとも、身近な武将として上杉謙信、あるいは武田信玄など、「御戒名」でお呼びしているのです。
授与式法要後、山主方丈様よりご挨拶を受ける受戒の檀信徒皆様。