令和6年8月13日【正安寺合同新盆法要】

行事

 本年の新盆法要では、48名様の故人の御霊に礼を盡くし、組寺の方丈様方の随喜も賜り厳粛のうちに、法要をお勤めさせていただきました。
 内2名様は、同じお家からの故人でしたので、47軒のご家庭でご不幸があったこととなります。
 また、その47軒中の4軒のご家庭が諸事情もあって後継者が居られない状況にて残念ながら、正安寺との結縁も途切れる結果になっております。社会の趨勢や状況をまざまざと感じさせられるところでもあります。
 後継者も含め、将来の仏事等に不安をお持ちの方々がおられましたら、気兼ねなく当正安寺までご連絡下さい。関係かく専門業者とも連携して、様々機能やなシステム、ご契約のスタイルをご用意しております。
 以前にもご説明させていただきましたが、当正安寺では県外の檀信徒も含め多くの故人が、新盆法要にてご供養されますので、限られた日数では各ご家庭をお伺いすることは叶いません。
 そこで、当正安寺にご参集いただき、組寺方丈様方にご随喜いただき、須弥壇脇の大鏧子、大木魚を使用して法堂内に響き渡る音聲とともに、御本山さながらに御廻向させていただいております。
 また、法要後のお斉席並びに卒塔婆お渡し処では、正安寺の古掛け軸等の什物も披露しながら、お食事も持ち帰りし易くするなど、午前中にはお帰りいただけるよう工夫されておりますので、ご都合が許されるならば是非ご参加いただき、厳かな儀式と心落ち着く環境を実感していただきたく、お願い申し上げます。
新盆法要参加者の方々
新盆家新亡諸精霊等各位等の鎮魂を示される導師
法語をお唱えする導師