令和5年10月15日・16日、二男の【法戦式】をお勤め。

行事

 以前に、三男の【得度式】の様子をこの「お知らせ」欄にて、ご報告いたしました。
 今回は、二男尚暉師の【首座法戦式(しゅそほっせんしき)】のご報告です。
 7月に【得度式】を勤めた隆靖師は、現在高校一年生であり、未だ【法戦式】を勤めるまでには時間的な準備や余裕が残されていますが、今回【法戦式】を勤めた尚暉師は、現在駒澤大学の4年生として、卒業論文の執筆中、また来年には曹洞宗の御本山でもある、永平寺に上山安居(あんご)の予定もあり、様々な法務や儀式等の合間を縫うかたちで、急遽お勤めいたしました。
 しかしながら、組寺(くみじ)や教区(きょうく)、関係の深い御寺院様方、凡そ20名に御随喜(ごずいき)いただき、また総代・世話人・仏教婦人会役員の皆様にもご参加いただき、厳かにお勤め、無事圓成(ぶじえんじょう)することができました。
 ちなみに長男の陽俊師は平成28年、現住職の晋山式(しんさんしき)に合わせて、【法戦式】を行い現在は既に駒澤大学も卒業し、先んじて永平寺にて安居修行中です。
 当正安寺の住職可能な資格を得るためには、未だ3~4年の安居修行が必要と見込まれます。
 檀信徒皆様方、当正安寺の気構えや試行錯誤にご理解、ご支援を下さる皆様方には、現住も将来を見据えながら、様々な対応も考慮しておりますので、後住については今暫くお待ち下さい。
 あり難くもこの時代に、男子3人共に【得度式】を勤め、先の2人は【法戦式】も修行し、来年からは共に永平寺にて年単位の修行に励む予定です。
 三男隆靖師も現在は、兄たち同様に曹洞宗のご本山、永平寺に安居修行する意向を示しており、本人達なりの葛藤や想いもある中、逞しく成長している姿に、現住も感謝を重ねて邁進する今日です。
 儀式の内容は、YouTubeにもUPしておりますので、当ホームページのリンクから、ご覧下さい。
当日の写真
首座入寺式(しゅそにゅうじしき)
竹篦(しっぺい)を構える首座。