本年の新盆施食法要は、一時終息に向かうかに見えた、コロナウィルス罹患者数の再増加に伴う、全国的移動等の自粛推奨の傾向もあり、儀式直前まで深慮いたしましたが、未だ佐久市内からの罹患者がおられなかったこともあり、あくまで施主家の環境やご希望を優先した上で、とのことにて昨年同様、正安寺法堂(はっとう)にて12名の和尚様方に御随喜(ごずいき)賜り、49名の御霊の速やかなる成仏と安寧、ご報土の清浄荘厳を祈する法要をお勤めいたしました。
既に法要後の御斉席(おときせき)も、お弁当形式にさせていただいたこともあり、総代長様からのご挨拶、献杯(けんぱい)のご発声の後には、早速食事と卒塔婆をお持ち帰りされる方々も見受けられました。
再度、菩提寺よりつつしんでご冥福を御祈り申し上げます。 合掌。
令和2年8月13日《当山檀越家新盆施食法要》について
行事